わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

モーラと音節の違い それぞれで音の長さの数え方が変わる

モーラは、音の長さを数える際の単位です。

 わかりにくいですよね。

モーラとは拍のことです。拍というのは、1拍2拍のあの拍です。

日本語では、かな(カナ)1文字が1モーラに相当します。

なので、例えば「くるま」ということばは、「く・る・ま」3モーラと数えます。

「きて」は2モーラ、「きって」は3モーラです。

俳句や川柳、短歌の文字数はモーラで数えています(5・7・5)。

何となくイメージが湧きましたでしょうか?

 

ちなみに、この記事を見ているということは音節についても調べているのではないでしょうか。

音節とは、母音もしくは子音+母音で音の長さを数える単位です。

「きて」は2音節です。「きって」も2音節です。

あれ?となりますよね。ここでローマ字表記にしてみます。

きて「kite」は母音が2個ですね。なので2音節です。

きって「kitte」は母音が2個ですね。なので同じく2音節です。

でも、モーラで数えると、きってkitteは3モーラとなります。リズムを取るように手を叩きながらきってと言ってみてください。「き・っ・て」と3回手を叩いたと思います。

 

今度は「サッカー」を例にします。

サッカーは4モーラ、2音節です。これもローマ字表記にしてみましょう。

sakkaとなりますよね。母音の数を数えると2個となります。なので、「サッカー」は2音節となります。リズムを取るように手を叩きながら「サッカー」と言ってみましょう。

「さ・っ・か・あ」と4回手を叩いたと思います。つまり4拍のため4モーラとなります

 

モーラも音節も音の長さを数える単位です。しかし、モーラと音節では数え方が異なります。

モーラの場合、音の長さを拍で数えます。手を叩いて何拍かを数えることでモーラ数がわかります。

音節は、音の長さを母音の数で数えます。その単語をローマ字表記にして母音の数を数えることで音節数がわかります。

 

小さい「っ」や、サッカーの「ー」、はんこ「ん」は、音節としては数に入れません。モーラでは数に入れます。