カタカナは漢字の一部からつくられたと言われています。
例えば、“カ”は、加の左の部分が由来と考えられています。
ひらがなもカタカナも万葉仮名が由来とされています。万葉仮名とは、漢字を音として使ったものです。いわゆる当て字です。
漢字は中国から伝えられた文字です。漢字はもともと中国の言葉を表すための文字なので、日本語での文章を書くには中国由来の漢字を使うだけでは意味を十分に伝える文章を書けなかったようです。そこで、その漢字を単なる音として使うようになりました。
一昔前のヤンキーが夜露死苦(よろしく)と書いていたと思いますが、イメージとしてはこんな感じです。
やがて当て字として使っていた漢字からひらがなやカタカナという文字が派生していったそうです。漢字は形が複雑なので、当て字として使うには大変ですよね。そんな背景からひらがなとカタカナが生まれたのかもしれません。