わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

東京に行けなくなったことが1番切ない。

お題「#この1年の変化

この1年間を振り返り、自分の生活で大きく変わったことは

 

東京に行けなくなった

 

ことである。

 

自分はメトロポリタン東京からはほど遠い地方で暮らしている。けれども、おのぼりさんなので、日本が世界に誇るウルトラスタイリッシュシティ東京に恋焦がれてやまないのだ。

 

自分は東京に行きたい。行きたくて行きたくて仕方がない。東京にお住まいの方は、約1年前から現在に至るまでとてつもなく過酷な日々をお過ごしであることは間違いない。自分は東京に住んでいないからこそ、とある田舎の片隅で「東京に行きたーい」と高らかに言えるのである。

 

日本の首都は東京。紛れもない事実。その他の地方都市、大阪も横浜も名古屋も仙台も福岡ももちろん楽しい。でも、1番は東京なんです。東京には独特の魅力があるんですよ。

 

新型コロナウイルスが流行する前は年に数回ほど、花の都、大都会東京に遊びに出かけていました。別に東京で何をするわけでもない。友人に会う、買い物をする、くらいです。ただ、東京に行って1番したいことは、東京のあの雑多で混沌とした空気を吸いたいんです。

 

このご時世で、ましてや東京の空気を吸いたいだなんてホント不謹慎極まりないことこの上ないが、あの東京の空気がたまらなく美味い。

例えば新宿。来るもの拒まず、去るもの追わずの精神。ありとあらゆる有機生命体のるつぼである。新宿に漂う空気、においはこの新宿というカオスな街だからこそ生み出せるもの。まさに稀有!

 

自分は、昔はJRで新宿に行った時は、必ず新宿新南口の近くにある吉野家や、京王新宿駅の改札(何口かは忘れました)近くのC&Cという京王系列のカレー屋さんが好きでよく行っていた。まぁいわゆる思い出の味である。東京着後または東京発前に必ず行くところだ。心のオアシス。

 

後は、羽田空港ですね。到着ターミナルに着いた時のあの無敵感。これはおのぼりならではだと思いますが、機内からターミナルに降り立った瞬間の「人生勝った」感は非東京在住者だからこそ味わえる感動の瞬間なのですよ。逆に東京を飛び立つ前は絶望。終わった感が凄まじいです。

 

話が逸れましたが、新型コロナウイルスの影響で満足に外出ができなくなったどころか、日々の暮らしすら満足にできなくなったこの1年。医療も福祉も教育も経済も、どの分野も厳しい状況。

 

いつの日か平静が保たれる時代が来たら、大都会東京のど真ん中でマスクを外して思いきり新宿の空気を吸いたいです。そして吉野家を食べて、C&Cでカレーを飲んで、「現実に戻りたくないー」と呟きながら東京を飛び立ちたい。

 

おわり