わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

コミュニケーションが苦手なのにコミュニケーションが必要な仕事に就いてしまって早十数年が経ってしまった

コミュニケーションって難しいですね。私は大の苦手です。はは。

簡単なやりとりから複雑なものまで職種や職場によって異なるかと思いますが、ほとんどの仕事でコミュニケーションが要りますよね。

なので、私のようなコミュニケーションが崩壊しやすい人間にとっては職業選択でどの程度、どういったコミュニケーションが必要になるかを考えておくことってすごく大事ですよね。

私が職業を選ぶ際には、親から「手に職をつけて」ということで資格を取って働き始め、職場を選ぶ時には部署の人数が大規模ではないところというのを基準の一つにしていました。それ以外にも自分が興味のある分野に行きたいというのも基準の一つです。

そして、就職先が決まっていざ働き始めるわけですが、ここで一つの大きな壁にぶち当たるわけですね。それがコミュニケーションという壁です。ただ、最初はコミュニケーションが上手くいっていないことに気がついていませんでした。「あれぇ?・・・」と言語化できず、ただなんとなくモヤモヤした気持ちでいて、働き始めた数年はそのモヤモヤすらわかっていませんでした。なので、世の中のことや社会の暗黙の了解に色々と気づいてしまった現在のようにコミュニケーションで悩むということは、働き始めた当時はなかったです。

ですが、働いていると段々とボロが出てくるといいますか、「あれ?」「おや?」とモヤモヤすることが少しずつ増えていくんですよね。コミュニケーションのちょっとしたすれ違いが出てきて、周りはきっと「えっ?なにこの人??」と思っていたはずですが、私はまだモヤっとしているだけで「なんだか胸がざわざわするぞ」ぐらいでした。その後、色々な場面で失敗することが増え、「自分はコミュニケーションができていない」「どうやって伝ええればいいかわからない」という悩みにとうとう直面するわけです。

それから業務量が増え、それに伴いコミュニケーションが必要な場面も増え、コミュニケーションが苦手な私は段取りも苦手というダブルパンチも持っているので、やがてメンタルを崩し通院することになりました。

今回は段取りのことは省きますが、コミュニケーションの何が苦手かと言いますと、まず相手の意図がわからない。何を言いたいのかを汲み取れない。そしてそのことを聞くということもしなかったのです。わからないので聞いた方が良いということすらわかっていませんでした。本当に今までよく生きてきたなと我ながら思います。

苦手なことは意図を汲み取れないだけではありません。自分が伝えたいことを言語化できないのです。全くできないわけではありませんが、わかりやすい言葉で伝えられないですし、咄嗟に言葉が出てこないです。もちろん、それは勉強不足の面もありますが、言葉が出てこないのは今も変わらないです。

あと、これは上のふたつと関連するのですが、質問をされると頭が真っ白になることです。質問されると頭がパニックを起こします。質問の内容については知っている事柄であるにも関わらずいざ言葉にしようとすると言葉が出てこないのです。後でその質問について一人で振り返ってみると「あぁ、こう言えばよかったな」と回答が思いつくのですが、その場で思いつかないんですよね。質問については過去に同様の内容を聞かれて、それに答えられた経験があったとしても、ちょっと聞かれ方が変わると、途端にまるで全く未知の領域の質問のように聞こえてしまい、「えっ、どういうことだ??」「やばい、答えられない」「どうしよう!?!?!?」とてんやわんやの大パニックです。

振り返ってみると、コミュニケーションだけでなく、文章の構成なども苦手ですね。言葉が苦手といってもいいかもしれません。

そんな感じで、コミュニケーションが苦手な私は就職をしてから色々な会話のすれ違いを起こし、おやおや?と思いながら今日に至るわけです。働き始めて十数年が経ちました。振り返ると恥ずかしいことばかりで、「わーーーーーーーっ!!」とフラッシュバックします。

今回、なんでこの記事を書いたかと言いますと、YouTubeでこの動画を観たからです。


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すごいですよね。97歳ですよ。この方に比べたら私の就業年数なんてほんのささやかなひと時ですね。私はこの人のようにはなれないですが、これからもなんらかの仕事を続けていきたいですね。コミュニケーションの苦手さは変わらないですし、これはもうどうしようもないことだと思っています。それに、メンタルはまだ崩れたままなので、働き方を変えていかないといけませんね。

とりあえず働き続けてこれたことはよかったと思っています。