わたしには夢がある

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わたしはジャック・バウアーになりたかった。by 永遠の14歳

※24シリーズの一部がたぶんネタバレしていますので知りたくない方はご注意ください。物語の核心に触れるような内容は書いていないので大丈夫だと思いますが。

 

わたしはジャックバウアーになりたかった。いや今でもなりたいと思っている。完全に中二病だ。実年齢はおじさんなのに心は14歳の中学2年生。この病を患ってもう長い。

 

そんなわたしはいつでもいつまでも何者かになりたがっている。その何者の一人がジャック・バウアーだ。ジャック・バウアーは、24シリーズの主人公である。知っている人も多いだろう。

 

ja.wikipedia.org

 

 

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24シリーズは、アメリカのFOXが制作したテレビドラマシリーズで、ジャック・バウアーを中心としたCTU(Counter Terrorist Unit テロ対策ユニット)というアメリカ政府の機関がアメリカ国内で巻き起こるテロリズムに立ち向かう物語である。物語の途中で出てくるジャックとセットとも言っていい残酷な拷問シーンやカーティス・マニングの射殺は正直頂けないが、それ以外は主人公ジャック・バウアーの生き様に魅了されてやまない。頭脳、身体能力、そして鋼のメンタル、ありとあらゆる能力が完璧。パーフェクト。パーペキだ。中二病が欲する全てを持ち合わせている。この病を患って当然だ。

また、24の魅力はテロリストとの闘いだけではない。恋だ。そう恋なんだ。ジャック、あんたは本当によく恋に落ちるよな。あんたの隣りには常に女がいた。テリー・バウアー、マリリン・バウアー、ニーナ・マイヤーズ、オードリー・レインズ、ルネ・ウォーカー。羨ましいぜ。

シーズン5で、ジャックがやむを得ずデレク・ハクスリーを車で連れていっている時に、デレクの母親ダイアンからの電話に対して「俺を信じるって言ったろ?だから俺を信じてくれ」みたいなことを真顔で言うジャック。俺にはこんなセリフ一生言えない。「俺を信じろ」なんて恥ずかしくて仕方がない。このシーンに直面した時、俺は思わず枕に顔を埋めてしまった。

 

埋めたくなるのはこれだけではない。ホワイトハウスのマイク・ノビックに会う直前、恋人オードリー・レインズ とのイチャイチャ電話。これはテロ防止のための唯一の手がかりを掴むためにこれからマイクと会おうとする直前にオードリーからジャックに電話。「戻ってきて、お願い」みたいなことを涙ながらに伝えるオードリー。いや、今テロを食い止める大事な時になに抜かしとんだ!と画面に叫んでしまった。が、これは国家の危機に瀕していようが、いついかなる時にも女を惚れさせる男であることを証明しているのだ。

このエピソードについてはある背景がある。ジャックは諸事情により死亡したことになって2年間行方をくらませていたのだ。なので、死んだはずのジャックと再会できた恋人のオードリーは卒倒するほどの感動を覚えたのだろう。テロと平行してイチャイチャするのも無理はない。

 

そんなこんなでジャックはむちゃくちゃカッコいいんだ。シーズン5を今ちょうど観ているので、出てくる名前がシーズン5中心になっている。

 

最後にもう一つカッコいいシーンの紹介を。サンライズヒルズモールで神経ガスを吸い込んで倒れている少女に自分のガスマスクを付け、息を止めてその少女を外へと担ぎ出し、アトロピンを注射。「アトロピンを持ってこい!」「もう大丈夫だ」。闘うだけでなく、注射も打てて、子どもを安心させる言葉までかけられるのか。そりゃ我らが中二病のヒーローだよ。

 

ジャック・バウアー、またの名を完璧超人。

中二病患者を代表して、ジャックに心から敬意を表したい。

 

そして、いつかは俺もジャック・バウアーになってみたい。