漢字の読み方は、大きく2つに分けることができます。
音読みと訓読みです。
音読みというのは、中国語で漢字を発音したものからできた読み方だそうです。
訓読みは、その漢字の意味を日本語にしたものです。
音読みと訓読みは、読み方を覚えるときに混乱しやすいですよね。なので、読み方を覚えるときには音読みか訓読みのどちらかだけをまず覚えるようにして、定着したらもう一方の読み方を覚えるという流れが良いと思います。
訓読みは、漢字の意味を日本語にしたものなので、訓読みの方が覚えやすいかもしれません。
例えば「山」という漢字の読み方を覚えるときに、「サン」と「やま」の2つを耳にしたとき、頭の中で「山」の風景や意味などをイメージしやすいのはどちらでしょうか?
おそらく「やま」の方だと思います。「サン」と聞いても、パッと富士山などの「山」をなかなか想像し難いかと。
なので、頭の中でその漢字の意味をイメージしやすい読み方をまず先に覚えるとよいのではないかと考えます。