今の職場で働き始めて5年間が経過した。「やめてやる」「やめよー」「やめた」「やーめっぴ」などと退職の呪文を口にしては、それが口だけで終わり、気付けばもう5年。そして、6シーズン目の春を迎えた。はてなブログの退職エントリはプログラマというか、エンジニアといいますか、そういった方々の退職エントリをよく目にします。この界隈の方々は退職エントリを書くことが多いのでしょうか。その人たちが書くブログには専門用語や難しい横文字がたくさん出てくるため、内容はよくわからないですが、その界隈の方々にとっては「うんうん」「わかるわー」「確かに！」などと共感しながら読んでいるのでしょうね。
話は逸れましたが、私も退職エントリを書きたかったんですよ。退職して新しい職場でまっさらな状態でのんびりやりたかったんです。が、肝心の転職がうまくいかず、かといって今の仕事を辞める度胸もなく、退職エントリは次回におあずけとなりました。
IT業界の方々の退職エントリには、辞めた会社で自分が成し遂げたプロジェクトなどを書いていますよね。
私ね、成し遂げたものがないんです。だから書けない。「登壇しました」「プロジェクトを率いました」「新規事業を立ち上げました」とかがないんですよ、一切。とにかく華々しさがないの。
ただね、仕事自体は続けてきましたよ。壇上には上がれず、プロジェクトを率いることもなく、現在の事業にすら心も頭も追い付いていないのですが、仕事は何とか続けてこれました。自分としてみたら大したもんです。
来年の3月、果たして退職エントリを書けているのでしょうか。「今年度で最後」、これが今一番の呪文です。今回で最後、これでもう終わりなんだ、そう呟きながら終わりに向かっていきます。
でも、せっかくなら退職したつもりで退職エントリを書いてみたいですね。
うん、次回書きますわ。
