わたし、将来いろいろとやりたいことがありまして、そのやりたいことに向かって、今現段階で必要と思うことをに取り組んでいるんですけどね。
これがですね、なかなか続かないわけですよ。気合入れて買った参考書や専門書を、はじめはものすごく気合いを入れて読み、書き写し、また読み、書き写し、を繰り返して自分なりに頑張るわけなんですけどね。
ねー、ほんと長続きしない。途中で「まっいっか」「あしたがんばっべ」って言って、1年くらい余裕で過ぎてしまうのんですよ。あの時の気合いは何処へやらという感じです。
これね、続かないのには原因がいくつかあるんですよ。
それは何かと言いますと、一つ目は「目標がなかった(または目標はあっても漠然としすぎていた)」ことです。
自分の場合、「とある分野で上位に行きたい」という目標がありました。ここでの「とある分野」はひとまず伏せさせてください。
目標は置いたものの、その目標があまりにも漠然としすぎていたんですよね。
「上位」ってなんですか?
上位の定義は何?
なので、気合いは十分でしたが、途中で放り投げてしまいました。
これ、今までの人生でも散々やってきたことなんです。気合十分でスタートを切るも結局歯すぐ途中で放り投げる。最後までいかない。典型的な中途半端。
今回もゴールが「上位」ということで、それはいつになったら達成されるのか、何をもって達成と言えるのかがものすごく曖昧でした。これではいくら頑張って走ってもゴールが見えてきません。というか、そもそもゴールなんでないも同然です。仮にゴールっぽいものが見えたとしても、それはまるで砂漠にあるオアシスのような単なる幻影なわけなんです。もう病気です。
なので、目標は明確にするべきということを言いたいわけです。
では、続かない原因の2つ目。それは自分の現在地からの目標までの距離があまりにも遠すぎるということです。全くと言っていいほど、知らない分野でいきなりトップに躍り出るなんて無理な話です。あまりにも無謀。夢見る夢子ちゃんです。なのでこれも病気です。考え方が病気になっているわけなんですよ。
ただ、大きな目標として「トップに立つ」ということはあってもいいと思うんです。ただし、そこに至るまでの小さな目標、いわゆる短期的な目標を立てていくべきなんです。
短期的な目標はひとつではありません。最終的にたどり着きたい場所へ行くためには、どのようなステップをどのタイミングで踏んで行くかを考えるのです。なので、いくつものとてつもなく小さな目標を立てまくるんです。
部活でもそうですよね。
全国優勝が目標なら、まずは全国大会に出場する。
そのためには県大会で優勝する。
県大会で優勝するためには、県大会に出場する。
県大会に出場するためには、地区大会で県大会出場枠まで勝ち上がる。
こんなふうに優勝という目標を達成するにはいくつものステップがありますよね。
「小説家として生活する」が目標なら、
まずは有名な賞を取る必要がありますよね。
有名な賞を取ることができれば、知名度は一気に上がり、小説家としての生活への足掛かりになります。
有名な賞を取るには、小説を応募する。
小説を応募するには、まずは小説を書く。
小説を書くにはまずペンと紙、またはパソコンを用意する。
と、ステップを分ければいくらでも細く分けられます。
このように大きな目標にたどり着くためのいくつもの小さな目標を設定していなかったのが続かない原因の一つだと思います。これ、2つ目です。
3つ目、逆算です。最終地点に行くために小さな目標を立てることを言いましたが、その小さな目標を通過していくために、現段階の自分には具体的に何をすることが必要なのかを逆算して考えることが足りなかったんですよ。
「よっっしゃー、頑張ったるでーーーー」では、絶対続きません。病気になって終わりです。
がむしゃらも必要ですが、まずは目の前の小さな目標に向かってどのように進めていくかと逆算して計画を立てることが重要です。逆算は、いわばゴールまでの道順です。道順を知らなければ永遠に走って、さまよって、疲れて、病気になって終わりです。
なので、大きな目標に向かって逆算して小さな目標を立てていきましょう。
では、最後にひとつ、いちばん大事なことを言います。
それはですね、無理なく進むことです。
頑張り過ぎたところで、わたしはメッシにはなれません。藤井聡太さんにもなれません。
でも、今のままでいるよりは少しでも先に進んだほうがいいですよね。
そのためにはとにかく続けることなんです。
1日1ページでもいいんです。とにかく続けるんです。途中で休んでもいいんです。でも続けてください。
「えっ、そんなんでいいの?」「もっと頑張んないとだめだよ」って思ったそこのあなた。本当に続けられますか。多分無理です。もしできていたら、こんなブログ読んでいませんよ。
今から天才になろうと思ってもなれません。
大事なのは続けやすくすることです。
小さな目標が参考書を30ページ進めることとします。
3日で30ページ進めて「あー、もうめんどくせっ」で終わるのと、1か月毎日1ページ進めて、「よし、翌月も頑張ろう」って思って、翌月から次の小さな目標に向かうのなら、断然後者の方がいいですよね。
毎日でなくても、1週間単位でもいいんです。とにかく、小さくても続けることです。
あと、「自分は1週間で1ページしか進められない」と感じるなら、それでいいです。1週間で1ページ進めるだけの力しかないのに、「いや、それでは頑張りが足りん!50ページだ!!」なんてやりだすと目も当てられません。
人には人のペースがあります。自分には自分のペースがあります。
むしろ、1ページを進められると、「おっ、もうちょっといけるじゃん」と、小さくも達成した喜びで気持ちが前向きになり、「もう1ページやろう」ってなることが多々あります。
なので、無理なく進めるのがいちばんです。小さく、小さくやっていくことが続ける秘訣だと思います。
小さく続けた先に、天才ではなくても、かつての自分よりかははるかに成長した自分になっているはずです。
まとめです。
まずは最終目標を具体的にして、そこに向かって逆算して小さな目標とそこに向かうまでのステップを計画する。
そして、計画は本当に無理のないペースで立てる。
これです。
これでいいんです。
ゆっくり、そして小さく進めていきましょう。