バランスの取れた人生をこれまで一度も送ったことがございません。ワークとライフのバランスを取るのは私にとっては至難の業です。
今年度に転職をしたことをきっかけにワークライフバランスや働き改革を自分なりにやってきました。まず、取り掛かったのは定時から1時間以内に帰ること。まずはこれを心がけました。当たり前にできることかもしれませんが、私はこれまでの社会人人生でこれが当たり前にできませんでした。いつも定時を大幅に過ぎて退社し、ヘトヘトになってコンビニに寄り、爆買いしては暴飲暴食をするという大変不健康極まりない行動を十数年繰り返してきました。おかげさまで、疲れた状態で仕事をするので、通常の経験年数で身につくことが身に付かず、頭も回らないので成果もろくに出せず、健康診断の結果も常に最悪でした。スキルアップができないのは元々の能力不足が大きいですが、生活習慣の悪化によって頭がより一層おかしくなり、必要なことを身につける気力も意欲も湧いてきませんでした。これは今も同じです。
ただし、これではこの先お先真っ暗というかさらに崖っぷちというか、すでに崖から落ちて沈没しているんじゃないかと思いますが、仕事以上に自分の生活を大切にしたい、それなりに”普通”に生活をしたい、健康に暮らしたいという思いが強くなり、そのためには私なりの働き方改革が必須でした。
そこで、まずは定時近くに帰ることを挙げました。さすがに今までろくに定時で上がれていなかった人間が突然定時に帰るのは無謀なので、定時近くとしました。まずは1時間以内です。
それからもう一つ掲げていることがありまして、それは有給休暇の取得です。前職ではかなりの有給を消化できなかったので、今年度は積極的に有給を消化したいと思います。すでに1.5日分の有給を消化することができました。「えっ？たったそれだけ？」という感じかもしれませんが、転職して新しい会社に入社して3か月ちょっとにしてはいいのではないでしょうか。
前の職場は、最後の月にまとめて消化することが暗黙の圧力でできませんでしたからね。労働基準監督署に何か言ってやろうなんてことは思いませんが、何なんだろうなと後悔やイラつきは残っていますね。なので、今回の職場では休むことをなるべく意識したいと思っています。
やはり、休みを取らずにだらだら働いていたら結果的に頭が働かなくなり、物事が上手くいかないんですよね。365日働き続けることは当然できませんが、平日に休みが取れるなら休みをしっかり取るべきです。また、前職への悪口になりますが、前職はとにかく現場に人が足りず休みづらくて仕方がなかったのです。気にせず休めよという感じでしたが、妙にギスギスしていましたし、一応現場の責任者のポジションだったので休みづらかったんですよね。でも、今思えば積極的に休みを取って人が足りねえよアピールをもっと上手にすべきだったんだろうなと反省しています。そうすれば、上も人員や業務について色々考えたのかもしれませんね。あと、休みを取るために不要な業務をどんどんカットすべきでした。でもできなかったです。完全に力不足でした。
だからこそ、今回の会社では不要な業務はカットもしくは時間短縮して、自分自身の限りある微力な資源をどこに投じるかを真剣に考えた上で仕事をしようと思います。できるかは分かりませんがやってみます。
二か月に1回は有給を取ります。
