わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

保育士は誰にでもできる仕事ではない

わたしは保育士ではありません。保育学科を卒業したわけでもなく、保育・教育のこともほとんどよくわかっておりません。ただ、一つ言えるのは保育士の仕事は誰にでもできるものではないということです。

 

一昔前に堀江さんがツイッターで保育士について呟いていろいろと物議を生みましたよね。

 

本題に戻します。保育士資格を得るための受験資格は、他の資格と比べてハードルは低いかもしれません。ですがね、これは他の資格職にも言えることですが、その資格を誰でも取れるからといってその資格で楽に働けるかといったら全くそうではありません。保育士さんの専門性は高いですよ。20人以上いる子どもたちを主に一人の担任の先生が率いてクラスを回すのですから。子どもたちの健康面・安全面に配慮し、さらに子どもたちの興味関心に寄り添い、さらにさらに子ども同士のやりとりを見守り、時に間に入り、時には背中を押し、時には諭す。これを全体を見つつやっているんですよ。凄いですよね。給料もっともらっていいんじゃねと思ってしまいますよ。

 

もちろん、お金のためだけではないですよ。子どもへのあたたかいまなざしがそもそもの出発点なのではないでしょうか。だとしても、仕事内容は極めて専門性が高く、高い協調性や共感性を土台としたコミュニケーションスキルが求められます。保育士さんの共感性と言いますか、相手の意図を察する力って凄いなと思います。むちゃくちゃ優秀なんですよ。凄い人はコミュニケーションおばけですから。

 

そんな優秀な人にも一個人としての生活があります。ですが給料が低いと生活が成り立ちません。場合によっては、保育の世界から離れてしまう場合もあります。もちろん給与面だけでなく人間関係など様々な要因があると思います。ただ、給与面の問題が大きくて、保育の世界から離れてしまうのはとてももったいないですし、このまま人がどんどんいなくなるのは日本の保育・教育の質に大きく影響するのではないかと思います。

 

保育は学問です。専門的な知識、スキル、心構えを学んでいる方々が保育士さんなのです。日本の未来のためにね、待遇改善をお願いしたいですね。