わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

生活が一番大切です

言葉育むためには、まずはやりとりしたい気持ちを育むことが大切であると考えます。相手に何かを伝えたいからこそ、その伝えたい気持ちに言葉が伴ってくるのではないかと思うわけです。言葉は、音声に限ったことではありません。視線、表情、身振り、手を引く、相手の側に近寄る、持っているものを見せるなど、その子どもによって表現する手段は様々です。それに子どもの成長はひとりひとり違います。みんなみんなそれぞれのペースでそれぞれの道を辿ります。

 

では、伝えたい気持ちを育むためにはどうしたらよいかということですが、私はこう考えます。子どもの側にいる大人との信頼関係を築くことだと思います。抽象的な話になりましたが、やはり子どもは側にいる大人との生活の中で、一緒にご飯を食べたり、オムツを変えたり、一緒に寝たり、近所にお出かけしたりして、その大人と一緒に過ごす時間に心地よさや安心感を覚え、それが信頼関係を築く土台になるのではないかと考えます。

 

ご飯を食べる時に「おいしいね」、オムツを変えた時に「きもちいいね」と語りかけていますよね。その語りかけは子どもの気持ちを代弁していることになるんです。気持ちを代弁してくれているということは、子どもの気持ちに共感しているわけです。自分の気持ちをわかってくれるのはとてもうれしいですし、安心しますよね。それは子どもも大人も一緒です。自分の気持ちをわかってくれると安心するものです。たとえわからなくても、わかろうとしてくれるだけでも安心しますよね。子どもが泣いている時に「どうしたの?」「いけなかったねぇ」「大丈夫だよ」と伝えていると思いますし、これが子どもにとっての安心感や心地よさにつながるはずです。

 

たとえ、今言葉(音声)が出ていなくても、これまで一緒に過ごしてきている心地よい時間や語りかけてくれた、わかってくれようとしてくれた経験は、子どもの中で確かなものとして積み重なり、それが信頼関係の土台となり、やりとりしたい気持ちや、それ以外の様々な成長の面につながっていくと私は考えます。