わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

焦りと転職と単身赴任と後悔

8月になりましたね。3月末で前の職場を辞めて4月初めに新しい職場に来てから3か月が経過しました。

転職をして慣れない業務、新しい人間関係に戸惑いながら8月を迎えました。何より戸惑っていることが新しい生活環境です。4月に新しい職場に移ったのですが、それと同時に単身赴任をすることにもなりました。そして、この単身赴任が自分自身の脆弱なメンタルをさらに追い詰めることになるきっかけになったのです。

 

はっきり言って単身赴任を甘く見ていました。本拠地から毎日行き来ができる距離ではありませんでしたが、週末には帰ってこれる距離の場所に行くので、「まぁ何とかなるだろう」と思っていざ単身赴任をしてみたものの、家族と離れて暮らすという状況は色々な意味で想像以上に辛さが自分のメンタルにのしかかりました。

 

私は前の職場でメンタルを崩し、精神科に通院、服薬治療をすることになり、現在も治療を継続しています。その状態で転職をして、生活も仕事も新しくなったので、メンタルは輪をかけて悪くなっていきました。今は4月当初よりも落ち着いてきましたが、万全とはいえない状況です。かかりつけ医からは転職すること、単身赴任になることを伝えると、「今からでもナシにできないのですか?」と単身赴任を止められました。そりゃそうですよね。しかし、私は「とりあえずやってみます」と答えました。というか、そう答える選択肢しか当時の私にはなかったのです。

 

当時の私は前の職場から早く離れたい一心でしたが、就職試験に落ちまくっていたので、「転職できるならどこだっていい」と半ばやけっぱちな気持ちで転職活動をしていました。今考えればもっと冷静に、もっと早い時期から余裕を持って転職活動をしておけばよかったと後悔していますが、その時の私に余裕なんてかけらもなく、ただただ焦りと不安で頭と心がいっぱいでした。時間を戻せるなら、休職や異動願いという方法もあったと思います。ですが、休職することは自分のプライドが許さず、異動についても「どうせ異動したってこの職場にいる限り何も変わらない」と思い込んでいました。

このプライドや思い込みが結果として自分を幸せではない状況へと向かわせているのだなと痛感しています。

 

転職と単身赴任をしたことで気づけたことが、家族のありがたみです。3月末までは家族と暮らしていましたが、そのありがたさ、幸せをよくわかっていませんでした。繰り返しになりますが、当時の私は今以上にメンタルが崩れており、プライベートの時間も仕事の考えては鬱々として、不安や焦燥感で頭がおかしくなっており、家族と過ごす時間が苦痛でした。家族に怖い思いをさせた時もありました。父親失格です。

 

前の職場を辞めて、単身赴任をして、スーパーで惣菜を買っているときに近所で親子連れの姿を見ると「自分は何をしてるんだろう」と虚しさが込み上げてきます。

焦って転職をしても何もいいことがありませんね。それに、メンタルが崩れている時には堂々と休むべきだったと後悔しています。何より、この自分の考えや思い込みが自分を追い詰めていることに気が付きました。あまりにも自分の頭が仕事に囚われすぎています。仕事こそ全てだと思っています。でも、それは違います。少なくとも私には違いました。仕事のことで頭をいっぱいにしてもいいことなんて一つもありません。仕事以上に大切なことがすぐそばにあるのだと身に沁みています。

 

これからの人生をどう生きようか、また転職するのかと考えると、それに要する労力にぞっとします。どうしたら楽に生きられるんでしょうね。いや、もう答えは出ていますよね。それを私が認めようとしないだけ。色々と考えますね。