わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

1番になりたいキモチ

1番になりたい。

かけっこ、給食、手洗い、着替え、何でもかんでもとにかく1番になりたい。


そんな時期が来ます。
お子さんによっては、その時期がさっと過ぎ去る場合もあれば、しばらく続く場合もあります。


1番になれずかんしゃくを起こす場合もあります。


かと言って言い聞かせてもなかなか切り替えられませんよね。


「ギャーーーー」となった場合は、①周りに人がおらず②物もなるべく少なく③広めの部屋で④大人が見守りながら⑤落ち着くまで待つ。⑥落ち着いたら、本人と話してみる(気持ちを受けとめる、代弁する、頑張った過程を褒めるなど)。

これが主な対応だと思います。


あとは、かけっこなどを始める前に、前もって「勝つこともあるし負けることもある」「勝っても負けても頑張ったらそれでいいんだよ」と伝えておく。

かけっこのすぐ後に、そのお子さんに対して「頑張ったね」「カッコよかったよ」と、その子が頑張ったこと、取り組んだことを褒めましょう。

順位へのこだわりが強い場合には、より一層頑張った過程に意識を向けられるような声かけをするとよいです。


誤解しないでほしいのは、順位があることが悪いわけではないですし、順位にこだわれるのは良いことでもあります。

せっかく何かにこだわれるエネルギーを持っているので、それをそのお子さんにとって楽しく、また楽に生きられる方向に向かって、自身のエネルギーを使えるように一緒に歩みたいですよね。

「2位じゃだめなんですか?」というスタンスで子どもと関わるのではなく、「1位すごいね。でも2位だってすごいんだよ」「一生懸命走ってカッコよかったもん」「また次も頑張ってみようね」と、1位になりたい気持ちを受けとめながら、頑張ったことを褒めていけたらいいんじゃないかなぁと思います。