わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

応えてくれるから話しかける

こちらが話しかけても相手から何も反応がなかったり、反応があってもスマホ片手に聞かれたりすると、たとえこちらの話したことが伝わったとしてもそれは気持ちのいいやりとりにはならないですよね。こちらが話しかけるタイミングについても配慮しなければいけないのはもちろんのこととして、やはり聞き手の態度というものは、コミュニケーションが促進するかどうかに大きく関わってくると思います。

 

話し手の方に身体を向けたり、頷いたり、「私はあなたの話を聞いていますよ」という態度でいると、話し手としては「こちらが言っていることをちゃんと聞いてくれてるんだな」となかば無意識的に感じ、何とも言えない安心感が生まれると思います。

これは子どもと大人の関係でもそうです。まだ、言葉を話せない子どもさんでも、子どもさんの働きかけを大人が受けとめてくれていることがわかると、子どもさんの中に安心感が生まれるはずです。子どもさんは「聞いてくれている」としっかりと言語化できなくても、心地よさを感じるわけですよね。

 

また、子どもさんから明確な働きかけがなさそうでも、何かに夢中になって遊んでいるなら、それは「ぼくはこれがすきなんだ」という周りへの立派な働きかけの一つだと思います。あとは周りがどのように汲み取るかです。車など何かにじっと注目していたら、「ブッブーだね」「カッコいいね」などと子どもの気持ちを代弁してみるといいです。子どもさんから言葉が聞かれなくても、その時に語りかけてくれた言葉や、何より大人との間にその時生まれた心地よいやりとりを経験したりすることで、子どもさんの中にはやりとりしたい気持ちや言いたい言葉が積み重なっていると思います。