わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

(過去のバイトの失敗経験をもとに)自分の苦手なことを洗い出してみた

転職を考えていますが、いまいち自分の得意なことがよくわかりません。ただ、この得意なことについては、人に聞くと良いということを聞いたので家族に聞いてみました。すると、家族曰く「一つのことにコツコツじっくり取り組むこと」と言われました。自分はのめり込みやすいですが、一方で飽きっぽさもありますので、この答えについて自分の中にストンと落ちにくいですが、コツコツは難しくても「じっくり取り組む」ことは、自分の中では比較的とっつきやすい部分ですね。どちらかと言うと物凄く得意というわけではありませんが、苦手でもないので、「じっくり一つのことに取り組む」仕事が自分にはあっているのでしょう。

ところで、自分の苦手なことについてはどうでしょうか。数え上げたらキリがないほど苦手なことは次から次へと浮かんできます。

 

一番苦手なのは「スピードとある程度の正確さ」を要求されることです、「スピード」を求められるのは本当に辛い。自分は人のペースに合わせるのが上手くできず、気がつけば周りから人がいなくなっていたなんてしばしばです。例えば、ファミレスのキッチンですね。これは実際にやったことがあるので言えるのですが、混雑時には当然オーダー数もそれだけ増えるので作る料理がたくさんあります。でも、同時にお客さんをあまり待たせないようにある程度のスピードも必要です。こうなると自分はテンパってしまうんですよね。次から次へと注文が入ると頭の中はパニックです。「あーどうしよ」「やばいやばい」とテンパリ、中身の具材を入れ忘れるなんていうどうしようもないミスを連発したり、皿を一日一枚は必ず割ったりと、てんやわんやでした。おまけに空気が読めないにもかかわらずお腹は空くのでまかないのご飯をたらふく食べてしまうわけですよ。周りの人から見たらはっきり言ってドン引きですよね。でも、自分はそれに気が付かないわけです。「こいつ仕事できねえくせにこんだけタダ飯食いやがって」という雰囲気を結果的に無視してまかないを食いまくるわけですよ。そして調理をテンパるわ、皿は割りまくるわで最悪のバイト野郎でした。

では、最終的にどうなったかというと、手に力が入らなくなったんですよね。あと、深夜から明け方までシフトを入れていて、バイト後はずっと寝ていて生活が乱れまくりました。そんなこんなでこのバイト生活は長続きせず、辞めざるを得なくなりました。この経験から言えることが、上記の「スピードを求められるのは辛い」というところに繋がっていくわけです。

ちなみに手に力が入らなくなった症状は、ファミレスのバイトを辞めてからは治りました。おそらく心身症だったのでしょう。

 

苦手なことの2つ目が、手先を使った細かな作業です。

自分はファミレスだけでなく、ケータイ電話の部品組み立てのバイトもしました。そこでもやはり上手くいきませんでした。

そのバイト内容というのは、ケータイの部品を組み立てるラインがあって、例えば部品が10個あるとすると、10人の人が各部品を1つずつ担当します。そして、1〜10までの部品をケータイに入れる工程があって、1番の人が1番の部品を入れ、その1番の部品が入ったケータイを2番目の人に渡します。それで2番目の人が2番の部品をケータイに入れ、それを今度は3番の人に渡します。といった具合で1番から10番まで工程が進んでいくわけです。

これを延々と繰り返すのですが、自分めちゃくちゃ不器用なんですよ。果てしなく不器用なわけです。自分は確か3番目あたりの割と序盤の方だったんですけど、部品を全然入れられないんです。するとどんなことが起きるかというと、ご想像の通り、作業工程の流れがストップしてしまうんですよ。当たり前ですが、3番目の部品を入れられないと次の4番目以降の工程に進んでいかないわけです。そして、この時にも当然の如くテンパりまくるわけですが、ケータイはご存知の通り精密機械なのでテキトーには入れられないのです。なので余計に焦ってテンパりまくるのです。その後は、その様子を見かねた現場の責任者っぽい人が僕のそばに来て「あのなぁ、これガンダムじゃねぇんだよ!」とめっちゃ怒られて、代わりに組み立てが終わったケータイが正しく動くかどうかを調べるところに配置転換されました。そこでは、組み立てが終わったケータイにコードか何かを差し込んで、きちんと動くかをチェックするだけなのでそれはとてもとても楽でした。怒られたのは正直怖かったですが配置転換していただけたのは大変ありがたかったです。そして、自分、後々思い出したのですが、細かい作業めちゃくちゃ苦手なんですよね、プラモデルとか大きらいなんですよ。ちなみに、ガンダムは作ったことがありません。

 

苦手なことの3つ目は、交通案内です。

これは、派遣のバイトで当時郊外にアウトレットモールがオープンするということで、「アウトレットモールはあちらです」なんて書いてあるプラカードを持って立つだけなんですけど、ここでもまた失敗してしまうわけなんですよね。ただ立ってプラカードを持っておけばいいだけなので、「これなら自分にもできるぞ!」とはりきっていたわけなんですけども、これって立つ位置が大事なんですよね。当たり前すぎて「はっ?」という感じかもしれませんが、立つ位置を間違えるととんでもないことになるんですよ。

この時は、たしか地図を渡されて、「ここの位置でプラカードを持っててね」と言われたんですけど、僕ね、地図が読めないんですよ。それに知らない土地ということもあって余計にテンパってしまったわけですよ。そしてコミュニケーションもままならないので、わからないことも聞くに聞けず、気が付いたらそれぞれが指定された場所に向かい、プラカードを持って立っていなければならないタイミングになり、自分も慌てて所定の場所に向かったわけですが、それが微妙に間違った位置で立ってしまったわけなんです。本来立つべき位置とは反対側に立っていて、そしてプラカードには矢印も書いてあるので、お客さんをアウトレットとは反対方向に誘導してしまっていたのです。自分はそれに気づかずしばらくボケーっとプラカードを持ってオープン初日のアウトレットモール目当てのドライバーたち御一行をものの見事にご帰宅方向にご案内しておりました。しばらくすると、別のバイトの人が慌てて飛んできて、「違うよ、逆だよ!あっちだよあっち!!」と言われ、「ヒーーー」となって慌てて正しい位置に移動しました。いやぁ最低ですね。オープン初日にやってしまいました。本当にすみませんでした。なので、こういった交通案内も向いていないと痛感しました。

 

今、書いていて思ったのは、「自分ってホント社会不適合者だなぁ」ってことです。

今、仕事に就けているだけでも、昔の自分からしてみれば大きな成長かもしれませんね。

 

こんな社会不適合者でもできる仕事って一体何があるんでしょうね。

こればっかりは、色々とやってみて、何年か続けてみながら、自分に合うものを探していくしかないのかもしれません。