わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

社会人1年目の頃と比べて成長した点①ゴミをゴミ箱に捨てられるようになったこと

転職活動を機に自分のこれまでを振り返ることが多くなりました。あと、4月になって新しい環境に入って私の心の中のネガティブモンスターが暴れまくっているので、ポジティブなことを思い浮かべようと決心。そこで、「じゃあこれまでの社会人人生で成長したことを書けば少しはポジティブになれるのでは?」と思いつき、今パソコンの前に座っています。

「成長」っていう概念が難しいですが、ここでは過去に自分が上手くいってなかったことが、年月を経て「まぁ多少はできるようになったでしょ」という段階まできたことをここでは「成長」と呼ぶことにします。

「前と比べて自分が成長したこと・・・」と考えていると、まず思い浮かんだことが「ゴミをゴミ箱に捨てること」です。

ねぇ?どう思いますかこれ?私はこれができなかったんです。いや、過去形ではないですね、今もできないことが多いです。でも、前と比べるとゴミ箱に捨てる頻度自体は増えたと思います。社会人になって10数年経ち、ようやくできるようになりました。ゴミを捨てるって簡単なように思えて意外と難しいんですよ。私の場合、メンタルがやられてくるとあっという間に家がゴミ屋敷に変貌します。身の回りのことがどうでもよくなるんですよね。スープの残ったカップ麺の容器や使い終わった割り箸、飲みかけのペットボトルなどなど、普通だったら捨てないとと思うところが私の場合はゴミに手を伸ばすという行動すら起こさなくなります。その結果、目の前のゴミがいつしか部屋のオブジェの一つとなり、そのオブジェで床を埋めつくし、気がついたら足の踏み場もないゴミ屋敷の完成です。ゴミがあるのは感覚的にわかっているのですが、それが当たり前の日常風景の一部になるので、ゴミが落ちていても、部屋が臭くなっても、正直どうでも良くなるんですよね。部屋が汚くなると心もより荒んでくるので負のスパイラルに陥ります。

そんなこんなで、荒んだ社会人生活がずっと続いていましいたが、10年以上経つと気がついたらゴミを捨てられるようになってきました。人間というのは少しずつできることが増えていくんですよね。捨てるためにはゴミ箱を部屋の至るところにセットしたのと、ちょっとでも溜まったら、ゴミ袋が満杯にならなくてもゴミ袋を捨てに行くようにしました。

あと、社会人生活に慣れたこともゴミを捨てられる大きな要因の一つと思われます。社会人になってから数年は休日も仕事のことで頭がいっぱいになり(今もですが)、日常生活に手が付けられない状態でした(今も)。ですが、ここ2〜3年は、休みの日に仕事のことを考えることはあってもゴミを捨てるなどの日常生活を送れるようになりました。飲んだペットボトルを水で流して乾かし、キャップはプラスチックのゴミ袋に入れるということができるようになったのです。読んでいる方は「そんなこともできないの?」と思われる方もきっといると思いますが、本当にその通りです。そんなことすら私はできませんでした。社会人になったら仕事に慣れて、色々と覚えて一人前になるという流れがあると思いますが、私はその手前の社会人としての「日常生活に慣れる」という過程が必要だったのです。

なので、新社会人で、私のような生きづらさを抱いている方に伝えたいのが、月に1回はゴミ袋をゴミステーションに出しに行きましょうということです。私はこれすらできず、気がつけばゴミ屋敷です。ゴミ袋が満杯でなくていいですから、とにかく少しでもゴミ袋を外に捨てに行くという行動をしてみてください。ローマは一日にして成らず。ゴミ屋敷も同じです。毎日の小さなゴミの積み重ねで豪華なお屋敷の完成です。

月1回でいいです。捨てに行ってみてください。仕事に行く前にゴミを出せたらとても気持ちがいいですよ。