ひらがなは、日本語の文字の一つです。音声をひとつひとつの音に分けて、それらひとつひとつの音にひらがなという文字を当てはめました。
文字ができたことで伝える手段が増えましたね。
ひらがなは、文字に対する読み方がほぼ一定です。“あ“という文字は、必ず「あ」と読みますよね。ほぼ一定の「ほぼ」というのは、たとえば”ぼくは“の”は“。これは「ha」ではなく、「wa」と読みますね。つまり文の中で読み方が変わってくる文字もあります。
ひらがなは、文字と読み方には何の意味も関係性もありません。ひらがなと同じく日本で使われる文字である漢字は、漢字自体に意味が含まれています。たとえば”山“という漢字。これはヤマの形を文字にしたものですよね。いわゆる象形文字です。
ですが、ひらがなには何の意味もありません。なので、ひらがなの読み方を覚えるときには、意味的な手がかりなしでただただ丸覚えするしかないのです。
子どもたちはすごいですよね。ひらがなと読み方の対応関係をいつのまにかマスターしています。でも、これが難しい場合もあるのです。読めるのが当たり前ではないんです。