わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

単語はひとつひとつの音に分けられる

しつこいくらいこの話をしていますが、説明する練習として何度でも書こうと思います。

そもそも、言葉には音の側面があります。センモン的に言うと音への意識とでも言いますかね。

音を意識するとはどういうことかと言いますと、例えば単語の音をひとつひとつに分けたり、単語の最初の音が何であるかを考えたり、単語を逆さから読んでみたりと、単語の音について考えたり、扱ったりすることを言うのです。

 

今回はその中で単語の音をひとつひとつに分けて考える力について焦点を当てていきます。

 

単語の音をひとつひとつに分けるというのは、例えば「たいこ」という言葉だったら、

「た」「い」「こ」と分けることです。単語という音のかたまりをひとつひとつの音に分解するとも言えますね。これは、後々のひらがなを読むことにもつながっていきます。

 

どういうことかと言いますと、まずひらがなという文字の特性について話します。

ひらがなは”ひとつの音にひとつの文字が当てはまる”文字です。「あ」という音には”あ”という文字が当てはまりますよね。「あ」を”い”とか”う”なんて書きませんよね。もちろん、”は”と”へ”は、文脈によって「わ」、「え」と読みますよね。ですが、その他は、この音にはこの文字しか当てはまらないというのがひらがなの原則です。

 

では、どうして単語をひとつひとつの音に分けることがひらがなの読むことにつながるのでしょうか。理由として、話し言葉をひとつひとつの音に分け、それらひとつひとつの音にひらがなという文字を当てはめたからです。先ほども言いましたが、「あ」という音には”あ”という文字が当てはまります。「か」という音には”か”という文字が当てはまります。このように、ある特定の音に対して特定の文字が当てはまるのがひらがななのです。

 

なので、ひらがなを読むためには、頭の中にある話し言葉(単語)をひとつひとつの音に分けられないと、ひらがな一文字一文字にそれらの音を当てはめられないのです。頭の中で単語をひとつひとつの音に分けられるからこそ、それらの音をひらがなに当てはめて読むことができるというわけです。

 

もちろん、ひらがなを読むためには、音をひとつひとつに分ける力だけでなく、ひらがなを見て、その音に合う(対応する)音を頭の中から素早く思い起こす力も必要になってきます。

 

ひらがなを読むには、一見関係のないように思える”単語の音に意識を向ける力”が大切となります。