わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

音韻意識

単語はひとつひとつの音に分けられる

しつこいくらいこの話をしていますが、説明する練習として何度でも書こうと思います。 そもそも、言葉には音の側面があります。センモン的に言うと音への意識とでも言いますかね。 音を意識するとはどういうことかと言いますと、例えば単語の音をひとつひと…

言葉の音の側面

たとえば、「クルマ」って言葉が聞いたとします。 この「クルマ」って言葉に対して、人それぞれで色々とイメージをするかと思います。自分の車、家族の車、憧れの車、などなど。他にも、車が走っている場面を想像するかもしれませんね。 今挙げたイメージは…

音韻意識とひらがな

単語の音への意識というやつですね。 音への意識というのは、言葉(単語)の音に注目し、その音について考えたり、音を扱ったりする力のことです。 例えば、「くるま」という単語を耳にして、「くるまと言う単語の音はいくつありますか?」と問われたら何と答…

「かば」の反対は?

小さいころ、こんな言葉遊びをしませんでしたか? 『「かば」の反対はなーんだ?」』 『せいかいは「ばか」でーす、いえーい』なんて言って、友だち同士ではしゃぎませんでしたか? わたしは幼いころから人付き合いがままならず、ろくに「いえーい」と言える…

単語は音に分解することができる

「くるま」という単語。これをひとつひとつの音に分解するとどうなるでしょうか。 「く」、「る」、「ま」といったふうに分解できますよね。 “くるま”というひらがなの単語があるとします。文字を読むことに十分に慣れていない子どもがこの単語を読む時には…

単語の音に注目する力

今回は、音韻意識と文字について書いてみます。 音韻意識とは、言葉の“音”の側面に注目する力のことです。たとえば、「さくら」という単語は、「さ」、「く」、「ら」という3つの音でできています。最初の音は「さ」、最後の音は「ら」、真ん中の音は「く」…

話し言葉をひとつひとつの音に分解する

「さくら」と言う言葉はいくつの音でできているでしょうか? 答えは、3つです。「さ」「く」「ら」の3つの音でできていますね。このように聞いた単語をひとつひとつの音に分解することを、専門用語で音韻分解といいます。 言葉を話し始めた頃は、「さくら」…

見慣れた単語については、頭の中に読み方と意味がパッと思い浮かぶ①

ひらがなを読み始めた頃の読み方は、ひらがなを1文字ずつたどっていくように読んでいるかと思います。たとえば、下記のような短文があったとします。 “むかしむかしにほんというくににおにいさんとおねえさんがいたといないとか” この短文、この記事を読んで…

「たこやき」という言葉の最初の音は何ですか?

何じゃそりゃ?というタイトルになっていますよね。 クイズです。「たこやき」という言葉の最初の音は何でしょうか? 答えは「た」ですね。 続いてもう一問。 「やきそば」という言葉の最初の音は何でしょうか?答えは「や」ですね。屋台シリーズにしてみま…

言葉遊び 音の数を数える

今回は単語の音を数える言葉遊びを紹介します。 単語の音を数えるというのは、「くるま」だったら音が3個と数えます。「おかーさん」であれば、音は5個です。音の数え方は、俳句や川柳の文字の数え方と同じです。ただし、小学校に入る前の子どもさんは、小さ…

単語の音に意識を向ける

単語の音に意識を向けるというのを具体的に言いますと、 例えば「やきとり」という単語を聞いた時に、この単語は4つの音でできていて、4つの音というのが「や」「き」「と」「り」という音で、最初の音が「や」で、最後の音が「り」で・・・といった具合に、…

音を分解するチカラ

単語をひとつひとつの音に分けることを音韻分解と言います。 子どもさんは年少さんの後半頃から、例えば、「たまご」という単語は、「た」、「ま」、「ご」という3つの音できていることをわかるようになります。 子どもさんは、大きくなるにつれて、単語の意…

「さとーくん」と長音

長音とは、伸ばす音のことです。 「おかーさん」の「ー」、「おとーさん」「ー」などです。 「おかーさん」は、ひらがなで書くと“おかあさん”ですよね。「ー」の音の部分は、ひらがなの“あ”に相当します。聞こえ方としては、「あー」だと思います。なので、…

言葉あそび 「た」ぬきことば

「た」ぬきことばは、言葉あそびの中でも比較的難しい部類に入るものであると思います。そもそも「た」ぬきことばと一体どんな遊びかと言いますと、その名の通り、ある言葉から「た」などの特定の音を抜く遊びです。 例えば、「たぬき」から「た」を抜くと何…

言葉遊び 「あ」の付く言葉あつめ

言葉遊びを一つ紹介します。題して「あ」の付く言葉あつめです。 【やり方】 子どもさんに対して、最初に「あ」の付く言葉を5個教えて?と伝え、子どもが5個言えたらそこでおしまいです。それだけです。手続き自体は簡単だと思います。 実際にやる時には、最…

小さい「っ」

小さい「っ」のことを促音(そくおん)といいます。文字を書き始めた子どもさんは、この「っ」を書き忘れてしまうことがあります。いくつか理由が考えられますが、その一つに小さい「っ」の音を捉えにくいことが挙げられます。捉えにくいとはどういうことか…

頭の中で単語を一つひとつの音に分解する力が大切

子どもは4歳なかばぐらいから、耳で聞いた単語を頭の中で一つひとつの音に分解できるようになります。単語を一つひとつの音に分解することを音韻分解といいます。「くるま」と聞いて、子どもは自分の頭の中では“おとうさんおかあさんのくるま”や“かっこいい”…

モーラと音節の違い それぞれで音の長さの数え方が変わる

モーラは、音の長さを数える際の単位です。 わかりにくいですよね。 モーラとは拍のことです。拍というのは、1拍2拍のあの拍です。 日本語では、かな(カナ)1文字が1モーラに相当します。 なので、例えば「くるま」ということばは、「く・る・ま」3モーラと…

音韻分解・抽出ができるようになる年齢

音韻意識に関する課題の大体の達成年齢について。 ・音韻分解・語頭音抽出 ・語尾音抽出 上記3つの課題が達成できるようになる年齢は、 4歳後半ぐらいからです。 音韻意識というのは、小学校に入る前の年中さんあたりから伸びてくると言われています。

音韻抽出とは

次は「音韻抽出」についてです。 またもや聞き慣れない単語が出てきましたね。 音韻「抽出」とあるように、 言葉から特定の音を抜き出す(抽出)することです。 はっ? ですよね。 例を挙げます。 「さかな」という言葉がありますよね。 そうです、あの魚(さか…

音韻分解とは

音韻分解とは何でしょうか。 聞きなれない言葉ですよね。 簡単に言うと、 言葉の音を ①一つひとつに分解して、 ②その言葉が、どの音で作られているかがわかること です。 はっ? ですよね。 例を挙げます。 「さかな」という言葉があります。 この言葉を一つ…