わたしには夢がある

自分なりに調べたこと、思っていることを書き記していきます。頑張ります。

促音

促音とは、小さい「っ」のことです。

「葉っぱ」「しっぽ」「ラッコ」などの言葉の中にある小さい「っ」のことを"促音"といいます。


この「っ(小さいつ)」、読みにくいし、書きにくいので、国語の授業などでつまずく場合があります。


と言うのも、日本語のひらがなとカタカナは、基本的に文字と音(読み方)が一対一で対応しています。

以前のブログに書きましたが、"あ"という文字は、「あ」としか読みませんよね。

"ノ"というカタカナの文字も、「の」と読みます。他の読み方はありません。

このように、ひらがなもカタカナも読み方は一通りしかありません。

文字と音(読み方)が一対一対応という規則があるのです。


ところが、今回のテーマである促音「っ」は、読み方が「ない」のです。

"っ"を「小さいつ」などと呼びますが、"っ"が入った言葉を読むときには、「小さいつ」なんて読みませんよね。

"葉っぱ"は、「はっぱ」、"しっぽ"は、「しっぽ」と読みます。

しかし、"っ"の部分は声に出して読むことはありません。
文字はあるのに、その文字に対応するはずのの音(読み方)がないのです。


つまり、ひらがな・カタカナでも、"っ"の場合、文字と音(読み方)が一致していないのです。規則から外れているのです。


これが読みにくさ、書きにくさの混乱の要因となります。